SPUR Silversalt現像液:ベルゲール パンクロ および シネスティル BWxx/Kodak Double X テスト結果

SPUR Silversalt現像液におけるベルゲールパンクロフィルムのテストを開始しました。
…が、よい結果を得ることは難しかったです。
ベルゲールパンクロフィルムは、多くの現像液において、ISO 200/24°だけで露出されたとしてもカブリが高く、コントラストが低いため、フィルムの現像は困難です。Silversalt現像液でも同じ結果となりました。

ということで、
現在のところ、ベルゲール パンクロフィルムのベスト現像液は SPUR HRXです。HRX使用でボックススピード(公称感度)にも達します。
ベルゲールパンクロフィルムには、SPUR HRX現像液の使用を強くおススメします!

そして、もう一つのテスト―シネスティル BWxx/Kodak Double X におけるシルバーソルト現像液とのテストでは、よい結果を得られました。

標準コントラストには以下のデータをおすすめします。

ISO 設定: 250/25°
希釈: 1+30
温度: 20°C
現像時間: 13 分
攪拌: 30/60/2

より高コントラスト (N+1)には、以下の通り。
ISO 設定: 320/26°
希釈: 1+20
温度: 20°C
現像時間: 10 分
攪拌: 30/60/2

New!:シネスティル 現像サービス始めました

シルソルの現像ラボに、シネスティル BWxx 135 フィルムの現像サービスが追加になりました!

このフィルムのネガは、非常に微細な粒子を持ちます。
私たちの方法で現像する場合、公称感度に比べ1 DIN(1/3ストップ)以上の感度を得ることが可能です。
公称感度は 太陽光(5500 K)でISO 250/25° ですが、撮影はISO 320/26° で行うことができます。撮影はISO 320/26° で行ってください。

このフィルムは、レムジェット層が除去されたシネマフィルムであり、また静電気保護層も除去されています。
そのため、このフィルムを大きな現像ラボで自動処理した場合、フィルム上に雷のような光模様(ライトニングパターン)がでる可能性があります。
それゆえこのフィルムには、注意深い手作業による現像処理が推奨されます。

あなたが撮影したフィルムを私たちまでお送りください。
私たちが現像を行い、あなたの元へ返送します。
また、フィルムは処理工程の最後に、帯電防止処理および抗真菌溶液処理を行います。

サンプルフォトはショップページ(https://goo.gl/PAzdXR)の一番下に掲載しています☟

シネスティル BWxx 135 フィルム現像サービス:https://goo.gl/PAzdXR