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【Update:現像液の保存方法~冷蔵庫での保管は否か?】
ところでみなさん、現像液はどのように保管されていますか?
できるだけフレッシュな状態で長期間保管するには、直射日光の当たらない暗くて涼しい場所を選んで、茶色のガラス瓶で、空気との接触をできるだけ避ける工夫をし保管する・・・
具体的な方法については、既に私たちのチュートリアルに記載してある通りなのですが、今年の夏も非常に暑く、家の中で涼しい場所なんて冷蔵庫以外にはないよ;;と冷蔵庫で現像液を保管されていた方も多いのではないでしょうか。
でも・・現像液は冷蔵庫で保管するべきではありません!
冷蔵庫内は薬品の最適温度12-15℃よりも低いですから、現像液内に結晶を作り出してしまいます。
現像液に含まれるさまざまな薬品成分のうち、冷蔵庫内の温度で反応する一部の薬品成分が結晶化すると、その薬品からの効果が得られなくなってしまいます。
また、通常の現像液は成分が完全に溶け切っていますので、現像液中のどの部分、ボトル底部分であっても真ん中でも均一の成分比率であり、結果に差がでませんが、結晶があると現像液内の成分分布に差が生じます。そのため、再現性が低くなる可能性があります。
冷蔵庫内での保管を避けるべき理由は以上の通りなのですが、
でも、実際夏の間、冷蔵庫内で保管していたが、涼しくなって現像液を取り出してみたら一部が結晶化しているのを発見!といような場合はどうするか・・・?
結晶のある現像液をそのまま使うというのは、お勧めはしません。
中には問題なく使える場合もありますし、全く使えなくなってしまっているものもあり、両方の可能性があります(でもだいたいの場合は使えないことが多いですが)。
・・・では、できてしまった結晶をもとに戻すことは可能なのでしょうか?
これも確実な解決方法にはなりません。
でも、以下のことを試してみてください。
現像液を温めてみてください。30℃くらいで十分なはずです。
結晶の消失効果を目で確認できない場合は、ゆっくりと温度を上げていきますが、結晶の消失までには数時間を要するため、温度を上げる前には常に1時間ほど待ってから行います。
現像液を温めすぎないよう、十分に注意をして行って下さい。
でも、これで万事うまくいくとは限りませんのであしからず^^;
最後まで溶けないで残る結晶もあるからです。
現像薬品をフレッシュな状態で維持する方法 :https://goo.gl/kZZTfF
【Update:JOBOタンク比較表】
New!:シネスティル 現像サービス始めました
シルソルの現像ラボに、シネスティル BWxx 135 フィルムの現像サービスが追加になりました!
このフィルムのネガは、非常に微細な粒子を持ちます。
私たちの方法で現像する場合、公称感度に比べ1 DIN(1/3ストップ)以上の感度を得ることが可能です。
公称感度は 太陽光(5500 K)でISO 250/25° ですが、撮影はISO 320/26° で行うことができます。撮影はISO 320/26° で行ってください。
このフィルムは、レムジェット層が除去されたシネマフィルムであり、また静電気保護層も除去されています。
そのため、このフィルムを大きな現像ラボで自動処理した場合、フィルム上に雷のような光模様(ライトニングパターン)がでる可能性があります。
それゆえこのフィルムには、注意深い手作業による現像処理が推奨されます。
あなたが撮影したフィルムを私たちまでお送りください。
私たちが現像を行い、あなたの元へ返送します。
また、フィルムは処理工程の最後に、帯電防止処理および抗真菌溶液処理を行います。
サンプルフォトはショップページ(https://goo.gl/PAzdXR)の一番下に掲載しています☟
シネスティル BWxx 135 フィルム現像サービス:https://goo.gl/PAzdXR
Tips:相性抜群♡ Rollei RPX 400とSPUR HCT 現像液
ローライ RPX 400フィルムは、シュプール HCT 現像液との相性が非常に良いです。
この現像液は、1+35で希釈可能なため、非常に経済的でもあります。
現像時間を長くまたは低希釈にすることで、コントラストを高めることができます(pushing film)。
【upload:動画 JOBO CPE-3プロセッサの使用方法】
みなさまからお問合せをよくいただくので、JOBO CPE-3プロセッサの使い方についての動画を作成しました。
プロセッサを使用することで、いくつもの利点が得られます。
・フィルム現像に必要な薬品量が少なくてすみます。
・温度が安定しています。
・手動の攪拌現像に比べ、より高いフィルム感度に達することができます。
これらのことからより良いネガとプロセスが得られ、経済的にも節約ができます^^
CPE-3 は35mmから120サイズ、最大4x5までのフィルムを現像できます。
また、カラーおよび白黒プロセスにご使用になれます。
JOBO CPE-3を使用したフィルム回転現像プロセス:
https://www.youtube.com/watch?v=H1eZnWRHziI
Youtube Silversaltチャンネル:
https://www.youtube.com/user/SilversaltJapan
【Update:SPUR SLD データシート】
高速現像液 SPUR SLDの増感時間が、私たちの現像データベースに追加されました。
こちらからご覧になれます☟
http://www.silversalt-plus.com/TT
下の写真は、ISO 800/30のTri-Xで撮影、SPUR SLDで現像を行いました。
コントラストグレード2.2、Rollei RPN現像液を使用してAdox MCC 110にプリントを行いました。
【Rollei Ortho 25 Plus 夏はこれに決まり!】
Rollei Ortho 25 Plus がご提供再開です。
日射したっぷり夏の時期には、ローライオルソのような低感度フィルム使用がパーフェクト!
一緒に使うことで高い解像度を実現するシュプール アクロル現像液とのキットもお見逃しなく!
【Report:カラーフィルム現像ワークショップ】
【ハイランドの引伸ばし機で最先端のアナログフォトグラフィ!】
日本の皆さんからは、スプリットグレード、LED冷光源や濃度計などで、その品質の高さから信頼の元に支持を得ているドイツ ハイランド社ですが、彼らは引伸ばし機も提供しています。
写真にあるのは、ネガサイズ50x60cm(20x24インチ)用の引伸ばし機です。これは水平投影のためのものです。